top of page
利島全景_1810.jpg

結い椿のふるさと 利島

 海・山・空を満喫できる利島

東京都 利島村は、東京から南に約140km、伊豆七島にある周囲約8kmの小さな島。島内の森林には島のシンボル、ヤブツバキの木が約20万本広がっています。島の北側のやや緩やかな斜面に島の全世帯が暮らし、主に農業と漁業で生計を立てています。豊かな漁場である美しい海は、ダイビングや釣りのスポットとしても。海周辺にはミナミハンドウイルカが棲みつき、イルカウォッチングも評判です。標高508mの宮塚山を頂きとする、ぽっかり海に浮かぶ円錐型の地形。島の展望台から見る青い海と空は気分爽快です。夜空はまるで天然のプラネタリウム、島でしか見られない美しい世界があります。

椿畑_1810.jpg

椿は利島の貴重な財産

島の財産と言える約20万本のヤブツバキの木。年間を通じて温暖な気候の利島では、島の椿産業に携わる農家の人々は、椿の開花や実の収穫、椿油の生産などを通して四季を感じることができます。毎年2月頃に、“椿の絨毯”と言われる美しい光景が見られ、夏は収穫準備として椿林の下草を刈り、秋から冬にかけて長期に渡り収穫。江戸幕府に年貢として上納されていた椿油は、今では島の基幹産業にまで発展し、全国の椿油の生産量 約6割を占めています。

品質の良い椿油をつくる人々

JA東京島しょ利島店にご夫婦でお勤めの加藤さんご一家。幼少期に自然豊かな環境で育ったご主人が、その恩返しとして、地方を活性化させる夢を実現するために家族3人で利島に移住。現在、ご主人のお仕事は、椿山の管理、今後の椿産業の計画、生産者・顧客への対応など、日々島のために奮闘されています。利島の未来、若い世代につなげる椿産業を目指して、島の未来図を語ってくださる加藤さん。利島にとって、なくてはならない存在です。「結い椿」が持つ優しい品質は、こうした利島の人々とのつながりから生まれてきます。

IMG_0745.JPG
椿油ビーカー.jpg

安心できる椿油の生産背景

秋から冬にかけて、完熟した椿の実を農家の人々がひとつひとつ丁寧に手で拾い、素材を厳選します。50~60℃で加温し搾油。さらに脱酸処理を施し、油を洗浄します。濾過フィルタープレスに通して異物を排除した後に、貯蔵タンクへ。このノーマルオイルをさらに脱色精製して脱臭したものが無色・無臭の上質オイルとなります。

bottom of page